
冬のメンズエステ勤務は寒さとの戦いでございます。
セラピストの手の温度は、施術を受けるまで中々わからない要素のひとつですが、「選べるなら手が温かい人が良い」とお思いのお客様がほとんどです。
セラピストの手が冷たいとお客様は施術に集中できず、冷たさを我慢しようと身体に余計な力が入る為、リンパも充分に流れません。
「手が冷たい人は心が温かい」
このような言葉もございますが、シャワーを浴びた身体に冷たい手で触られるのは誰しもがつらいです。
温かい手で触る為の努力を忘れないセラピストの方が、ホスピタリティの精神が高いのではないでしょうか?
「冷え性の女性はセラピストに向いていない」という話ではございません。
冷え性であっても、自分の体調と向き合いお客様からの信頼を得ているセラピストは存在するからです。
寒い時期、冷え体質に悩まれているセラピストに読んで欲しい内容です。
冷え性にはいくつか共通点がございます。
冷え性は血管が縮み、全身の血流が滞っている状態です。
たかが冷えだと甘く見てはなりません。
あらゆる病気のはじまりには冷え性が存在するからです。
冷え性の方は冷えを招く生活を自ら行っております。
冷え性の主な原因についてご紹介いたします。
普段から考え事ばかりしていると、エネルギーが頭に集中する為全身の血流バランスが崩れやすくなります。
ストレスを抱えている時は、常に頭脳労働をしている状態なので気が抜けません。
現代社会は情報で溢れていますが、起きている間中ずっと情報を取り入れていると、脳が疲れてストレスを溜めてしまうのです。
特に、寝る前にスマートフォンを触りながら寝落ちたりしていると、良質な睡眠が得られません。
また、自分の苦手なものはなるべく見ないという選択も時には必要です。
一日が終わる時には頭の中を整理する時間を作って、リラックスできる環境を整えましょう。
タバコには依存性の高いニコチンが含まれています。
ニコチンが切れると、不安感やイライラといった『離脱症状』が発生いたします。
コーヒーのカフェインと同じで、タバコを摂取すれば一時的に症状が楽になるでしょう。
ですが、ニコチンは血管を収縮させるので、吸う頻度が高ければ高いほど、今度は冷え性に悩まされます。
最近では、タバコを吸わないお客様をお見かけします。
タバコを吸わないお客様にとって、セラピストから漂うタバコの匂いは想像以上に気になるデメリットです。
施術やその他の要素が同じクオリティだった時に、タバコを吸っているセラピストをお選びになるお客様は少数派でしょう。
将来的に女性疾病や不妊の原因にもなるので、冷え性を改善したいなら第一に辞めて欲しい悪習慣でございます。
身体の筋肉量が低いと、体内の熱が逃げやすくなります。
特に、見た目が細ければいいと極端なカロリー制限や、偏った食事を続けていると、ビタミンやミネラルが不足しがちです。
ビタミンやミネラルはエネルギーや熱を作ってくれる栄養素ですので、これらの栄養素が足りないと手足が冷えやすくなります。
美容体重を目指した体重制限は身体にとって負荷が高く、食べなければ筋力も落ち、基礎代謝量も下がっていく、まさに負のスパイラル状態です。
何事も無理をするのは良くありません。
冷え性の原因が分かっても、すぐには解決しないでしょう。
冷え性が治らなければ、メンズエステで働けない訳でもございません。
今すぐ試せる効果的な冷え性対策についてご紹介いたします。
施術中に長袖で過ごしていると、マッサージがしにくい為、ほとんどのセラピストが半袖の施術しやすい服装で過ごされているでしょう。
どんなに暖房を稼働させていても、薄着のままでは身体は冷えてしまいます。
お客様をお出迎えするギリギリまで上着を羽織り、肌の露出を控えて下さい。
首元・手首・足首と呼ばれる部分を重点的に温めて、体内の熱をなるべく逃さないように意識付けましょう。
普段から忙しいとシャワーで済ませてしまいがちです。
ですが、シャワーでは身体が温まらず血流改善には至りません。
冷え性を改善したいなら熱いお風呂に長時間浸かるのではなく、40℃くらいの温めのお風呂に半身浴で15分程浸かるのが正しい入浴方法です。
入浴ができない時でも、寝る前に足湯をするだけでも変わります。
血液が穏やかに循環し、のぼせずに身体がじんわりと温まるからでございます。
身体の内側の熱が排出されるタイミングで手足は温かくなり、眠気も誘発されるので、お風呂は就寝の1時間前くらいに入りましょう。
冷え性なセラピストの食生活に注目してみると、身体を冷やす食事を摂っている事が分かります。
菓子パンやカップラーメンはカロリーに比べて栄養素が偏りやすいですし、痩せたいからとサラダやフルーツなどカロリーの低いものだけ選んで食べるのも良くありません。
主食、副菜、汁物を毎回意識した献立は身体を冷やさず、腹持ちも良いです。
お菓子は洋菓子よりも和菓子のほうが身体を冷やしません。
アイスやケーキに使われている白砂糖は身体を冷やす作用があるからです。
最後に、暖かい地域で育つ野菜や果物は身体を冷やします。
これらをうまく食事にとりいれましょう。
ランニングやジョギングを行ったり、仕事の待機中にストレッチを行うなど、適度な運動は血の巡りが良くなり新陳代謝も促進されます。
運動の習慣は身体にとって良いことづくめです。
冷え性でお悩みの女性の中には、筋力不足が原因な場合もございます。
ですが運動をしていると、それを理由に普段よりも食べる量が増えやすいです。
運動で消費できるカロリーは思ったほど多くありません。
食べ過ぎるとその分太ってしまうので気をつけましょう。
寒い季節は暖房もフル稼働なので、空気が乾燥して体内の水分が不足しがちです。
ですが、水分を一度にたくさん飲んでも、身体の外へ排出されなければ、むくみや、身体を冷やす原因になるので注意しなくてはなりません。
また、飲み物ならなんでもOKという訳ではなく、身体を温める飲み物と冷やす飲み物がございます。
これらは身体を冷やすとされています。
冷え性な女性の飲み物について調べてみると、1日に何杯も珈琲を飲んでいることがわかります。
これらの飲み物は身体を温めてくれます。
特に、白湯は胃腸に優しいので、寝起きのタイミングで飲むのに適しています。
コップに1〜2杯飲むだけで、身体機能が改善されます。
味のついていない飲み物が苦手だという場合は、しょうがや蜂蜜などを加えても良いでしょう。
冷え性を改善する呼吸法に腹式呼吸があげられます。
浅い胸式呼吸より、息をゆっくりと吸い込んで吐き出す腹式呼吸の方が、酸素を大きく吸い込み、二酸化炭素を排出出来ます。
全身に酸素が巡りやすくなるので、その分身体機能も活性化いたします。
など、腹式呼吸が行えそうな行動を生活に組み込んでみたり、少しハードルが高いと感じる場合は施術中に腹式呼吸を意識して行うと良いでしょう。
以上の対策を行っていても、外が寒かったり、手洗いや換気を行う頻度が高ければ、手足は冷えてしまいます。
お客様の身体にしっかりタオルをかけて冷やさない意識を持つだけでなく、場合に応じてホットタオルや電気湯たんぽ、オイルウォーマーを導入するのも良いです。
あとは、手は動かしていると血流が促進されます。
お客様にタオルをかけた上から最初の数分間は指圧を行ってから、オイルマッサージへと施術を進めれば、お客様をびっくりさせずに済むでしょう。
冬のマッサージは大変ですが、人肌が恋しくセラピストを指名したくなるのも冬でございます。
冬の寒い時期に頑張るセラピストは、春を迎えてからもお客様との良い関係が続くでしょう。
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