
ナイトワークに興味がある女性の間で、メンズエステという職業が注目されています。
メンズエステ=脱毛や痩身といったメンズ美容を専門としたお店を連想する方もおられるでしょう。
今回の記事で詳しくお話ししたいのは、アロマオイルを使用しリラクゼーションマッサージを行うお店についてです。
以上の内容をわかりやすくご説明します。
メンズエステで働くかどうか悩んでいる女性に読んでいただきたい内容です。
メンズエステの営業形式は、
と、3種類に分けられます。
マンション型はメンズエステで一番多い形式です。
ワンルームタイプのマンションが多く、部屋でセラピストが待機して施術を行います。
周りに怪しまれずにお忍びでお遊びいただけるので、お客様からの需要も高いスタイルです。
受付型とは、受付所でセラピストをお選びいただき、近隣の提携ホテルやレンタルルームでセラピストと合流する営業形式です。
派遣型はわかりやすくいうとデリバリータイプです。
お客様のご自宅や出張先のホテルへとお伺いし、ご接客させていただく営業形式です。
深夜帯が稼げるお店であればドライバーが存在するので、自分の足でお客様の家へと向かう必要はございません。
昼間が稼げるお店なら、経費削減の為にドライバーがおらず、セラピストは電車を乗り継いで伺わなくてはなりません。
日中大きな仕事道具を持ち歩くので、風俗エステだと周囲にバレやすいのがデメリットです。
働きたいお店がどのような営業形式なのかは、面接時に確認しておいた方が良いポイントです。
続いて、メンズエステの種類についてご説明いたします。
なでしこ店とも言い、日本人のエステティシャンがお客様の施術をいたします。
マンション内は少し高級感のある雰囲気になっていて基本は一対一での接客です。
水溶性のマッサージオイルを使用し、全身をもみほぐしてリンパの流れを良くします。
お店で働くにあたって特別な資格は必要ありません。
街中で見かける安価な指圧系のマッサージとの違いは、
①働いている女性の容姿が美しい
②セクシーな制服を着用している
③利用料金が高め
④紙パンツが用意されている
⑤鼠蹊部マッサージがある
このようなポイントから見分けられます。
日本人女性はお客様からの需要が高いので、アジアンエステと比べて料金設定が高めに設定されております。
このようなサービスは行っておりません。
アジア人が働いているメンズエステ店の総称で、チャイエスとも呼びます。
アジア系美女に好感をお持ちのお客様から根強い人気があります。
日本人エステに比べて手頃な料金で遊べる上に、別料金で抜き行為をこっそりと提供しているセラピストも見かけるため、ハプニング狙いでご来店されるお客様もいらっしゃるようです。
回春・洗体を名乗っているお店は大体抜きありです。
最近は、デリヘルやホテヘルを経営している会社が、メンズエステ業界に進出されるパターンも増えました。
セラピストがセクシーな衣装を着用し、オイルやパウダーを使用して身体にしっかりと密着して行うマッサージを性感エステと言います。
風俗エステには前立腺マッサージと言う、肛門内へと指を入れて前立腺と呼ばれる部分を刺激し、喜んでいただく回春サービスもございます。
風俗エステは最後手で抜くまでが基本プレイです。
マッサージの時間分、性的サービスの時間が減る+M気質なお客様が多いため、身体への負担が少ないとあえて働かれる女性も見かけます。
抜き行為が含まれる風俗エステは基本的にグレー店と呼ばれています。
風営法の届出を出していないお店が多く存在し、警察の取り締まりも年々厳しくなっております。
給料など魅力的であっても、風俗エステで働くのはやめましょう。
Googleトレンドは、特定のキーワードがGoogle内でどれ程検索されているのか調べられます。
メンズエステとキャバクラとガールズバーを比較検索してみると、メンズエステの検索総数は5年間常に右肩上がりです。
しかし、キャバクラとガールズバーの検索総数は横ばいのまま、今年に入って急激に減少したのが分かります。
こちらのグラフをご覧ください。
2020年8月では、メンズエステ79、キャバクラ39、ガールズバー19と明らかにメンズエステのニーズが高まっているのが分かります。
なぜ、メンズエステがここまで流行っているのでしょうか?
お客様にご愛顧いただけている理由についてご説明いたします。
男らしさがもてはやされた昭和と比べると、性的なサービスを重視されていないお客様が増えました。
そのようなお客様にとっては、美しいセラピストによるマッサージと一対一の会話で充分ご満足いただけます。
新生銀行が毎年調査している“サラリーマンお小遣い調査結果”によると、1979年には平均4万4175円のお小遣いが、2019年には3万6747円にまで落ち込んでいます。
不景気で所得が減っているのに物価は上がる一方。
消費税も10%に増えて、一昔前なら会社の経費で気軽に遊べたキャバクラも最近は通いづらくなりました。
メンズエステは、そのようなわずらわしさがなく、低予算で気軽に楽しめると既婚者のお客様からの需要が高まっています。
お店の営業形式によって細かな部分は変わりますが、大体の仕事内容は大きく変わりません。
キス・フェラ・抜き行為が禁止されているので、マッサージ技術とトークスキルでお客様にご満足いただく必要がございます。
具体的な仕事の流れについてご説明いたします。
受付型のお店の場合、振る舞いからお店のルールをお守りいただけないお客様だと判断した場合は、セラピストにご案内する前にご遠慮いただく場合もございます。
しかし、マンション型や派遣型の場合はお客様と対面で顔を合わせるのはセラピストだけです。
どのような性格のお客様であっても、心を開いていただくために奉仕する精神が求められます。
お客様とお会いした時は自然な笑顔をみせましょう。
笑っているだけでお客様から好感を持っていただけるので、「お会いできて嬉しい」と言う態度を常に心がけてください。
マンション型や派遣型の場合は、お客様との金銭のやり取りを行うのもセラピスト自身です。
お釣りが発生した時のために釣り銭の用意をしておく必要がある場合もございます。
カウンセリングを済ませ、お店に連絡をしてタイマーをセットした後は、お客様をシャワールームへとご案内いたします。
「泡体」と言って、セラピストも一緒にシャワールームへ入り、お客様の身体を洗わなくてはいけないお店もございます。
シャワーが終わったらお客様へ紙パンツの着用をお願いします。
また、お風呂上がりにお客様の背中を拭いて差し上げると喜んでくださいます。
このような細やかな気遣いはセラピストを続ける上で大切にしていただきたいポイントです。
バスタオルをお客様のお身体へとかけた後は優しい力加減で指圧から始めていきます。
身体で特に凝っていらっしゃる部分があるかどうか伺いながら、丁寧にマッサージを行いましょう。
腕や指の力だけではなく、マッサージを行う際はしっかりとお客様のお身体に体重を乗せ、背中や肩のリンパを流してください。
一度全身を軽く指圧し、続いてマッサージオイルを使用させていただくときは、それぞれの香りの効果を説明して選んでもらったり、直接身体に垂らすのではなく手のひらの上にとって伸ばすと喜んでいただけます。
肝心のマッサージ技術は、マッサージ講師による講習で初心者でもあっても、程度の技術が身につけられますので安心です。
オイルマッサージを行った後は仰向けになっていただき、鎖骨から肩へ向かってリンパを流して参ります。
その後は鼠蹊部マッサージを太ももの付け根の部分を指で押しながら、外側へと流すように優しい手つきで施術を行ってください。
タイマーが鳴れば施術終了の合図です。
お客様をもう一度シャワールームへとご案内いたしましょう。
お客様がシャワーを浴びている間にルームの片付けを軽く済ませておきます。
90分コースなら75分でタイマーをセットしておくとちょうど良いです。
シャワーが終わった後、お客様が一服できるくらいの残り時間があると良いでしょう。
そのタイミングで名刺を忘れずにお渡ししてください。
少し打ち解けた雰囲気で会話を交わして、また次回来ていただけるように笑顔でお見送りします。
お客様がお帰りになられた後は、お店へと電話をかけます。
以上が、メンズエステのお仕事の一連の流れです。
メンズエステで働くメリットについて考えているセラピストもいるでしょう。
具体的なメリットについて順番にご説明いたします。
健全メンズエステ店は風俗店ではありません。
ですので、HPにも「風俗店ではないので性的サービスは一切行っておりません」と言った表記がございます。
そもそも、風俗営業許可をとっていないので、摘発のリスクを避けてセラピストにしないように教育されています。
お客様からのお触りもサービス内になく、粘膜での接触行為もない以上は性病がうつる心配もございません。
風俗店では、パネルマジックを避けたいと考えていらっしゃるお客様が多いので、デリヘルやソープは顔出し出来た方が指名していただけます。
一方、メンズエステでは顔出ししなくても稼げるお店がほとんどです。
専業でお仕事をしている女性より、副業で働いているセラピストの方が好ましいと考えるお客様が多いので、首から下の体型や雰囲気がわかる写真で充分ご指名いただけます。
顔出しせずとも稼げるのはメンズエステならではです。
メンズエステのご利用料金をHPで見ていただくと分かりますが、そこまで安価なお遊びではございません。
コスパをお求めであれば風俗を利用するという選択肢もある中で、あえてメンズエステを利用なさるお客様は精神的な余裕をお持ちです。
メンズエステの遊び方をわかっていらっしゃる方がほとんどですので楽しく働けます。
他の業種では、30歳で業界未経験だと働きたくても落とされる確率も上がります。
性風俗は、妊娠線や帝王切開跡があると面接で落ちやすく、人妻系のお店は安価な上にハードサービスが基本プレイに入っていたりと心と身体の負担が大きいです。
一方、メンズエステは施術中にお客様の前で裸にはなりません。
妊娠線も帝王切開跡もお見せすることがないので、子供を産んでいても問題なく働けます。
また、業界未経験の女性は、メンズエステを利用するお客様からは普通の女性らしいと喜んでいただけるので、経験の無さが原因で面接に落ちることもございません。
キャバクラやガールズバーで面接を受けると「週何日出られるか」という質問が必ずあります。
「昼のお仕事があるので週1~2で出勤したいです」と答えた場合は99%落とされます。
なぜなら、週1しか出勤しないキャバ嬢は指名や同伴を取る気がなく、時給泥棒となってしまうパターンがほとんどだからです。
メンズエステの場合、メンズエステが専業だというセラピストはほとんどおりません。
時給ではなく完全歩合制のお店がほとんどなので、掛け持ちであっても面接に受かりやすいです。
子供が唐突に熱を出した時でも、連絡をすれば罰金の心配もなく休めるので、そういった点でも働きやすいメリットがございます。
キャバ嬢はキャバドレスやネイル・ヘアメイク代と、高時給でも美容代もかかります。
可愛くなる努力を続けるのが楽しいと思える女性でなければ、夜の業界で働き続けるのは難しいでしょう。
メンズエステでは制服貸出しているお店が多く、施術中はそれを着用するだけで大丈夫です。
また、ネイルも施術の邪魔になるのでする必要がなく、ヘアメイクもやりすぎるとお客様のウケが良くないので、自分で軽く巻く程度で充分です。
メンズエステで働き続ける上で、経費があまりかからないのもメリットのひとつでしょう。
風俗嬢は肌荒れとの戦いです。
お客様が来店する度に一緒に入浴するので、多くの風俗嬢が肌の乾燥に悩まれています。
メンズエステの場合、お客様にはおひとりでシャワーを浴びていただきます。(泡体サービスがある場合は一緒に入る可能性もございます)
セラピストはシャワーを浴びなくて良いだけでなく、施術でご使用になるマッサージオイルは肌に良いものがほとんどです。
そのため、毎日出勤したとしても肌荒れに悩むこともなく、ツルツルの肌を保っていられます。
キャバ嬢は連絡先交換もお仕事のひとつです。
プライベートの時間であっても、お客様と連絡をとらなくてはなりません。
同伴やアフターなど、時給が発生しない行為も行わなくてはならないので、生活習慣的にキャバ嬢でいられない時間が多い女性は働きにくい業種です。
メンズエステでは、連絡先交換をおすすめしていないお店がほとんどです。
もちろん、同伴やアフターも行う必要はございません。
メンズエステの給料システムも働くなら見過ごせないポイントです。
気になる収入についてもご紹介します。
メンズエステは完全歩合制のお店がほとんどです。
時給制の場合、時給1300~1500円で歩合給が25%だったりするので、坊主にならないメリットはございますが、長い目で見ると割が良いとは言えません。
完全歩合制の場合、お客様がお支払いになる料金の40~60%ほどが相場です。
例えば、60分8500円のお支払いであれば、その内の4000円位がセラピストが受け取れるお給料です。
それに指名料が1000円上乗せされた場合、5000円ほど受け取れます。
メンズエステでは、ほとんどのお店が全額日払い制を導入しております。
その日のお給料がその日の内に受け取れるのは、すぐにまとまったお金が欲しい女性にとっては助かる制度でしょう。
ドライバーを雇っていたり待機室がある場合は、雑費をとるお店もございます。
雑費とはお店で使用しているオイルや電気代、水道代といった経費に使われている費用です。
お給料から10%天引きしているお店もあれば、1000円~2000円を売り上げの金額に関わらず固定で引いているお店も見かけます。
いくら引かれるかは働きたいお店で確認しておきましょう。
メンズエステでは、6時間ほど勤務すれば平均で2万円ほど得られます。
その場合、月20日出勤すれば40万円ほど稼げる計算です。
もちろん、やる気がなければお客様からご指名いただけないので、しっかりとお客様がお求めの施術を行えている必要がございます。
あまりご指名いただけないからと言って、安易な手段に走らずお客様の心に寄り添った丁寧な接客を心がけましょう。
メンズエステが急増している一方で、摘発対象の違法店もひそかに増えています。
働き始めてから「違法店だとは知らなかった…!」と、後悔しないように面接前に下調べを済ましておきましょう。
違法店の特徴を紹介し、安全なお店選びのコツについてご説明します。
違法店かどうかはHPを見ると分かりやすいです。
お客様に期待を持たせるような文章をHP上で匂わせているからです。
紙パンツのご用意がないお店も違法店の可能性が高いです。
セラピストが下着姿でHPに掲載されていたり、スリーサイズが載っている場合も、違法店である確率は高いでしょう。
ちゃんとしたマッサージ講師を呼んで、新人セラピストにマッサージの講習を行わないお店も、違法店の可能性が高いです。
なぜなら、マッサージ技術でお客様に喜んでいただこうという意識が低く、技術力よりも過剰サービスで客を呼んでもらおうと黙認しているお店が多いからです。
健全店なら、マッサージの技術もそれなりに重要です。
セラピストを育てる意識が低いお店で働くのはおすすめできません。
健全店の場合、長くお店を営業するつもりなら必ず固定電話がございます。
しかし、違法店の場合はいつ摘発されそうになっても逃げられるように、固定電話を契約せずに携帯番号や050で始まるIP電話を使用しております。
求人用の電話番号をネットで検索してみると、系列の風俗店と同じ場合もあります。
面接へ伺うと系列の風俗で働かないか強要されるパターンもあるので注意いたしましょう。
60分コースで1万3000円以上とるようなお店は、健全エステを装った過剰店の可能性がございます。
その場合、お客様側も元を取ろうと必死になるでしょう。
「6時間待機で5万円」「入店すれば祝金10万円」
このような美味しい話には必ず裏があるので気をつけてください。
性的サービスを伴うお店は常に摘発のリスクがございます。
営業されているオーナーとは違い、セラピストが摘発されても逮捕されたというケースはほとんどありません。
しかし、摘発中接客していたセラピストは警察署で事情聴取され、「前歴」という形で警察側に記録が残り、運が悪いと48時間も勾留されます。
身元引き受け人を呼ばないと家に帰れない可能性もあるので、違法店で働くのは条件が良くてもリスキーな行為です。
今回は、メンズエステという職業について徹底的にご紹介いたしました。
長く働きたいなら、お店選びでの妥協をしてはなりません。
以上のポイントを意識しながら、自分らしく働けるお店をさがしましょう。
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